不眠からの卒業
今週のお題「〇〇からの卒業」
ということで、自分に「卒業」というテーマで何か思いつくことは…と考えると、今年度は不眠かな、と思います。
実際まだ不眠になる日もあるので完全な卒業ではないですが、長年悩んできて、今年度は仕事も休職しなければならないほど悪化していたのですが、最近になってようやくコントロールできるヒントが見つかったので、このまま順調に回復して来年度には仕事も完全復帰したいです。
深刻な中途覚醒
私の不眠パターンは次の通り。
午前2〜3時に目が覚めて、その後2時間以上は気が立って眠れず、横になることも辛く、朝方になってようやく眠れて、そのまま朝10時頃まで寝てしまう…というもの。
もともと特発性過眠症もしくはナルコレプシーの疑いで薬を飲んでいるぐらい日中は制御できない眠気に襲われるので、そんな体質に中途覚醒が重なり、私の日中のパフォーマンスはとても満足に活動できるものではありませんでした。
もちろん、一般的に睡眠に良いと言われることは知る限りやっていました。
- 22時にスマホは終わってベッドには持ち込まない
- 寝るときに部屋は暗くしてリラックスする
- 週3回以上の適度な運動をする
- お酒は飲まない
- カフェインも夜は飲まない
- 寝る90分前にはお風呂に入る
- バランス良い食事を摂る
などなど…
また病院にもかかっていたので薬剤でのコントロールも色々試しましたが、良くなったと思えばその後悪くなったり、副作用が出たり、日中の眠気に影響したりなど、期待する効果を得ることができずにいました。
気をつけてる日ほど眠れない
上記したもので特にスマホを夜見ないというのは、動画を見るのが習慣のような私には結構頑張らないとできないことで、それでも睡眠のため夜はやめていました。
それなのに、動画を見ない日ほど眠れないんです。
眠れずイライラして、苦しくて、リラックスしようとアロマオイルでマッサージしたりストレッチしたり最近流行り(?)のマインドフルネスをしたり、それでも眠れないのでますます悲しくて苦しくて、追い詰められた気持ちになります。
そんな時、動画を見ると、心が落ち着きました。心の負担がふっとなくなるんです。
そんな時ほど、よく寝付けました。
だから、スマホの動画に関しては、気をつけてるのに見ないことによって逆に辛くて眠れないということが起きていました。
こう見ると「スマホ依存症?」って感じがしますが、日中スマホを見ない時間が長くても全然大丈夫なので、たぶんそこまでではないんだと思います。
夜になって不安になって動画を見て心を鎮めて寝れる、今思えばそんなパターンになっていたかもしれません。
きっかけは寝具をピンクにしたこと
まさか、と思って見たタイトルの本でした。
ピンク色にしたらよく眠れる、というようなタイトルの本をネットで見つけて、まさかそんなことでねれるなんてことあるのか?と変な目で見てました。
しかし、そういえば私の寝具はブルーや白が多い寒色系。
まぁ、試してみるかとシーツをピンクにしてみたんです。
また、そのタイミングで新たに手に入れた睡眠のためのワークブックに書かれていたことを試してみたんです。
新たに取り入れたのは下記。
- 寝るときに音が出るものはやめる。リラックスミュージックなどの音楽もかけない。
- 悩みをベッドに持ち込まない。寝るときになにか思いついても解決しようとしない。
- 夜中目が覚めても時計を見ない。
そしたらその日、
なぜか中途覚醒してもその後すぐ眠れたんです。
しかもその後4日連続、そんな睡眠を続けられたんです。
私にはここ3年ぐらいなかったことでした。
その後たまーに夜間中途覚醒で再入眠できず日中に響いて苦しいですが、それでも以前と比べて確実に睡眠をコントロールできている手応えを感じています。
人生が変わるほど睡眠って大事
よく眠れた日は体や心が生き生きできて、本当に嬉しいです。
そんな日が最近増えてきたので、これから起きれてる時間に何をしようかな、と意欲的になれます。
不眠からの卒業、完全とはまだ言えませんが、着実に近づいていって、そしてやりたいことができる時間を増やしていきたいと思います。